私たちは沖縄県糸満市でオリジナルの胡蝶蘭やカトレア、 パフィオ、バンダ、デンドロビウム、その他原種を数多く取り扱っております。

育て方

大切なことは観察することです。
ここに記載してあることはあくまでも参考程度にして、あなたとあなたの蘭に合った育て方を見つけてくださいね。

コチョウランの育て方
<開花時期> 2月〜5月 ほとんどの胡蝶蘭は基本的に春咲きです。一年中お店に置いてあるのは、 温度管理で開花時期を調整することができるからです。
<日照> 胡蝶蘭を成長させる為には日の光に当てることが必要です。かといって直射日光だと葉が焼けてしまいますので、置き場は窓際のレースのカーテン越しなど、風通しの良い遮光してあげられる場所で管理しましょう。
<水やり> 基本的に、植え込み材料が乾いたらあげます。夏場は週に1回たっぷりと、冬場など寒い時期には控えめにし、 乾燥気味にして管理しましょう。(寒い時期に湿っていると余計に冷えてしまいます)
水やりの目安は鉢の下の穴から触ってみて乾いていたら与えるといった感じです。
<肥料> 5月頃から10月中旬頃まで、蘭用の薄めた液体肥料を水やり代わりに与えます。冬場の寒い時期には 与える必要はありません。(室温が常に15℃以上を保てる場合は与えてもかまいません)
※胡蝶蘭はできるだけ13℃以上を保つようにしましょう。それより寒くなる場合は、発砲スチロールや ダンボールなどをかぶせて保温に努めましょう。

オンシジュームの育て方
<開花時期> 8月〜10月頃
<水やり> 4月〜11月頃までは水ゴケの表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬場の寒い時期は控えめにし、乾燥気味に管理します。
<肥料> 肥料は油粕を2ヵ月に1回置肥し、薄めた液体肥料を5〜10月に2回程度施すと良いでしょう。 花が咲いたら液体肥料は与えません。
オンシジュームは日光を好むので強く当ててもかまいません。十分に日光に当てることが花つきを良くするこつです。

カトレアの育て方
<開花時期> 基本的に秋〜冬にかけて咲きます。
<水やり> 開花中の手入れは水やりだけにします。植え込み材料の表面が乾いたらたっぷり与えるようにします。冬場の寒い時期は少し控えめに管理します。
<肥料> 生育期を中心に与えますが、液体肥料(1500倍)は週に1回、固形肥料は春と夏に与えるようにします。
<置き場所> 明け方の温度が10℃以上ある場所が適当です。湿度が高い方がよく育ちますので、霧吹きなどで全体に吹きかける のも良いでしょう。日照不足だと花つきが悪くなる場合がありますので、遮光30%くらいの場所に置きましょう。

リンコスティリス(ギガンティア)の育て方
<開花時期> 12月〜2月頃
<水やり> 基本的には1度乾いてからあげるようにします(ずっと湿っていると根が傷みやすいです)
夏場:バーク植えの場合は3〜4日に1度たっぷり与えます。ミズゴケ植えの場合は約一週間に1度たっぷり与えます。
冬場:気温が低くなり始めたら水やりの間隔をあけて少し乾燥気味に育てる方が良いでしょう。
<肥料> 肥料は蘭用の液体肥料が良いでしょう。5月〜10頃の暖かい時期に薄めた液肥を水やり代わりに与えます。固形に油かすを置いても良いでしょう。
<置き場所> 直射日光は避け、風通しの良い場所で育てましょう。暖かい場所でよく成長します。
※寒くなりすぎる葉に模様が入りますが、暖かくなればなくなります。水不足すると下葉が落ちますので注意してください。

パフィオペディラムの育て方
<開花時期> 品種によって、「冬先」「春咲き」「不定期咲き」などがありますが、日本でもっともよく栽培されているのは、気候サイクルにもっともあった冬咲き種です。
<水やり> 植え込み材料が乾きはじめたらたっぷりと水を与えましょう。夏にはとくにしっかりと水を与えて新芽をじゅうぶんに大きくしましょう。この時期の水やりがその年の開花に大きく関わってきます。
<肥料> 肥料はあまり与えずに、与える際も、ふつうの植物に与えるものより倍の薄さのものを2週間に1回ほど与えます。休眠期には与えません。
<置き場所> 強光線に弱いため、遮光をおこないます。夏は70%春と秋は30%、冬はレースのカーテン越しの日光によく当てます。ものによっては5〜6℃の低温にも耐えますが、10℃以上の気温を保つほうが無難です。夏の高温を嫌うため、なるべく風通しのよい場所におき熱がたまらないようにしましょう。